HKT48 10th Anniversary

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「これからの10年」へ思いを巡らせるインタビュー〜3期生〜

「これからの10年」へ思いを巡らせるインタビュー〜3期生〜

HKT48の活動10周年を記念した共同企画「HKT48×西日本新聞me 10th記念インタビュー」の第5回は、2013年に加入した3期生が「8年の歩みを振り返り「これからの10年」へ思いを巡らせます。数多くの経験を積み、それぞれの個性を生かしてグループを支える存在に成長した8人は、どんな過去を語り、未来を見つめているのでしょうか。西日本新聞meでは、インタビュー全文を公開します。※取材11月10日、矢吹奈子はスケジュールの都合によりアンケート参加。

 

-3期生が加入したばかりの頃、西日本スポーツで全員インタビューをした。

坂本「『PARTYが始まるよ』の衣装を着ていたやつですよね」

 

-あれから8年がたちました。

荒巻「(HKT48の歴史の)半分以上いるっていうのが意外でした」

田中「3期生はHKT48が横浜アリーナでコンサートを開催したときや、NHK紅白歌合戦にトップバッターで出させていただいたときもいたから、感慨深いなと思います」

山下「3期生が入ってからツアーも始まったね」

外薗「九州7県ツアーね。すごく大事な場面に居合わせている」

栗原「初期のころから、いろんな経験ができた期だなって思う。AKB48グループの偉大な先輩方を間近で見られたのは、すごく大きかった。大島優子さんの卒業コンサートも、出られると思わなかったです」

外薗「入ってすぐ、だったよね」

栗原「ステージで一人一人、優子さんに『ありがとうございました』って言うとき、HKT48の研究生がスタートで。名前順でエミリーが最初だったんですよ」

山下「そうなんですよ!」

山内「歴史的やん(笑)」

栗原「優子さんも『誰か来た!?』みたいな(笑)」

山下「確かに(笑)」

 

-グループで一番新人だった?

山下「そうです」

栗原「一番後輩だったと思う。ありがたい時期に入ることができて、うれしいなって」

外薗「本当にそう。すごくいいときに入った」

山下「ドームのステージに立たせていただいこともあるしね」

-お披露目が2013年11月2日。「パジャマドライブ公演」の初日でした。

外薗「純情主義のバックダンサー。急に真っ黒な衣装で登場して」

山下「急にレッスンが始まって、それが実はお披露目のダンスだったという」

外薗「うちらも知らなかった(笑)」

坂本「今までのお披露目って、楽曲披露とかじゃないですか。でも、私たちはバックダンサーから始まって。今思えば前代未聞(笑)」

山内「(ファンから見れば)いきなり知らん子が出てきてダンスを踊るんよ(笑)」

荒巻「キッズダンサーみたいな感じだった(笑)

 

-純情主義のバックダンサー、懐かしいですね。

坂本「でも、私とみーちゃん(荒巻)とつっつん(筒井莉子)は、それにすら選ばれていなかった」

 

-3期生の最初のインタビューは、ほぼ自己紹介と加入の動機を話して終わった。

外薗「しゃべる内容がない(笑)」

矢吹「あまり記憶にはないですが、取材ということになれてなかったし、当時は喋ることが苦手だったので緊張していたんじゃないかと思います」

 

-外薗さんが言いたいことを考えてきたらしいが、うまく話せなかったと聞いた。

山内「初期だな。かわいいな」

 

-ちょっと目が潤んでいたとか。

栗原「かわいい!」

外薗「緊張していたんだろうな」

 

-加入前のHKTの印象は。

矢吹「加入前は、48グループの中でも若手のグループで、年齢が近いメンバーもたくさんいて、村重(杏奈)さんや指原(莉乃)さんみたいな面白い方がいっぱいいるイメージでした! 加入後は、もうとにかく仲がいい!っていう印象です」

 

-グループに加入したことをどう実感した?

栗原「憧れのグループに入ったなって」

外薗「もともと憧れだったから。自分もその一員なんだって」

 

-外薗さんは1期生オーディションを受験。自信がついてから3期生オーディションに挑戦した。

外薗「そうです。2期生オーディションを見送って3期生を受けました。懐かしい」

荒巻「私は2期生さんのオーディションが人生最初のオーディションで、最終審査まで行ったけど受からなかった。(次は)受けようって思っていなかったんですけど、2期生さんが『メロンジュース』とかのミュージックビデオやテレビで活躍されている姿を見て『受かっていたら、こういうことをしていたのかもしれないな』と思って『私も』という気持ちが出てきて。毎日オフィシャルサイトで、オーディション開催の知らせがないか見ていました」

 

-安室奈美恵さんのようにオンリーワンなアーティストになりたかった山内祐奈さん。

山内「改めて全部言われると(笑)」

 

-最近よく話すようになった。

山内「よく言われます。本当に、ここ最近よくしゃべるって。初期のころは、3期生がどちらかというとおとなしいメンバーたちだったから、その中でも違う面を出した方がいいかと思って、しゃべることを頑張ろうと思っていたんです。でも、そのときは緊張してできなかったんです。今はしゃべるようになりましたね」

-しゃんきせいは…

山下「しゃんき(笑)」

外薗「これ絶対入れてくださいね(笑)」

山内「『しゃんき』でお願いします(笑)」

栗原「しゃんきでーす!」

 

-ちょっとかんだだけだけなのに…

山内「3期はこういうメンバーたちなので(笑)」

 

-3期生のデビューとほぼ同時に矢吹奈子さんと田中美久さんの「なこみく」が脚光を浴び、矢吹さんは「ウインクは3回」のセンターに抜てきされた。

外薗「本当に(抜てきが)入ってすぐくらいだったから『すごい』としか思いませんでした」

矢吹「周りからいろんな意見があったので、センターに立つことが少し怖かったです。だけど、その気持ちに負けないで一生懸命やっていました。大変だったと思うけど、小さいながらによくやったなって褒めてあげたいです」

栗原「奈子が入ってすぐ『ウインクは3回』のセンターに抜てきされたときも、3期生は『やったじゃん!』って。驚きと喜び、みたいな感じでしたね」

山下「初期の頃はライバル心が弱かった。それについて注意されたこともあります」

 

-もうちょっとバチバチしたほうがいい、と。

山下「そうしなさい、って言われていたくらいだったから、誰かが(前に)行っても『すごい』って喜んでいました」

外薗「良い意味でも悪い意味でも仲が良かった」

 

-先輩たちはそれぞれが前に出ようとする時期があったが、3期の当時はそれほどでもなかった?

栗原「オーディション明け、セレクション中はもっと人数がいたので、そのままだったらそんな時期もあったかもしれないですけど、どんどん減ってしまって最終的に9人になったから『みんなで頑張ろうね』っていう感じでした。けっこう減っちゃったよね」

外薗「だいぶ減ったよね。20人くらいはいたと思う。レッスンは大変でした」

栗原「その期間を乗り越えた仲間たち、って感じ。仲間意識は強いし、それは今も変わっていないんじゃないかな」

 

-「なこみく」が先駆けてチームHに昇格し「桜、みんなで食べた」で選抜入りした。

田中「本当にあんまり記憶が無くて。でも、3期生と一緒にいる期間が減っていっていたのが寂しかったですね。もうちょっと3期生と一緒にいたかった」

 

-昇格も早かった。

田中「当時は幼すぎて、早いって分からなくて。今になって、すごいことだなって思います」

矢吹「あんなに早く昇格することが出来るとは思ってなかったので、正直びっくりしかしなかったです。昇格してからは、とにかく先輩に追いつけるようにという思いで頑張りました」

荒巻「逆に(自分たちの昇格が)遅いとも思わなくて、ただ今を、研究生としてたくさん公演に出て頑張るっていう気持ちだけだったので」

坂本「目の前のことを必死に頑張っていたっていう感じですね。がむしゃらに」

 

-研究生期間はけっこう長い。昇格発表は2016年、マリンメッセ福岡でのコンサートだった。

坂本「『サシコ・ド・ソレイユ』(の千秋楽)だ」

山下「(研究生期間は)2年半くらいだったと思います」

 

-チームTⅡ結成と昇格を聞いてどう思った?

坂本「コンサートがあるたびに『次かな?』っていう時期があったよね。発表あるかな、そろそろかなって。さすがに少し苦しいときもなかった?」

外薗「ファンの方からも『まだなの?』って言われていたから、それでうちらも確かに『遅いな』って」

坂本「でも『サシコ・ド・ソレイユ』で、とは予想していなかった」

外薗「そこは思っていなかったね」

坂本「『もうだめかな』って思っていたときに発表だったから、すごくうれしかったですね」

-エミリーさんがキャプテンに指名された。

山下「『やばい!』って思いました」

坂本「知らんかったん?」

山下「何も知らなかった。絶対ないと思っていた。昇格って聞いて『やった!』と思っていたから」

 

-「手をつなぎながら」公演が始まったのが2016年の12月。

外薗「5年もあの衣装を着られるの、冷静にすごいよね(笑)」

山内「TⅡとしてチーム公演ができるのがうれしかったです。それまではアンダー出演に『ひまわり組』だったから『自分たちの公演』がうれしかったし。先輩たちが着ていた衣装でしたけど、自分の名前が衣装に書かれるんです。それがうれしかった」

 

-それぞれの転機、今の自分に至ったターニングポイントは。

坂本「研究生のときにボイストレーニングをやっていて、ディレクターさんに『声がいい』って褒めていただいたんです。自分の武器を探しているときだったので、それが歌かなっていうのを見つけてから、ボイトレを頑張ろうって思いました。それを、どうファンの方にアピールしたらいいかなって考えて『アカペラ動画』をSNSにアップするようになりました。それがきっかけでシングルの選抜にも選んでいただいて、自分の個性ってこれかなっていうのをどんどん見つけて。ちょっと遅かったかも、人より時間はかかったかもしれないけど、そこから自分の個性というものが基盤になってきたなって思います。今は、歌だったら坂本を出そうっていうメンバーに、ちょっとだけなれているような気がします。研究生期間が長かったからこそ、我慢や努力の仕方も覚えましたし、いろんな事を身につける時間があったから、今の自分がいるのかなって思います」

荒巻「(2017年の)じゃんけん大会の前日が『F24』の博多座公演だったんです。先輩方が見に来てくださっていて、後からダメ出しや良かったところを指摘してくださったんですが、私は何も書かれていなくて。全体にダメ出しをされている部分は全員に向けられているので、私はいいところを出せなかったんだって、すごく落ち込んでいたんですけど、次の日のじゃんけん大会で優勝できて。人生で最低っていうくらい落ち込んでいたので、そこですごくモチベーションが上がりました。ユニットのコンセプトも自分で決めましたし、AKB48グループって、自分で個性を出してファンの方に見つけていただくグループだと思うので、もっと自分らしさを出して行けばいいんじゃないかって、感じることができた機会でした」

田中「個人的には、明治座と博多座のメンバーに選ばれなかったりとか、(公演の)初日に出られなかったりとか…ちょっとしたところでチャンスを逃すことも多くて、そのときは『やめたい』って思うくらい気持ちが下がっていました。何が足りないんだろうって、いつもあと一歩、あと少しでだめなことも多かった。外から見たら恵まれていると思われるだろうけど、個人的にはなんでだろうって思うことも多かった。悔しくて、そこからたくさん頑張るようになったら、選抜総選挙の順位がアップしたり、握手会とかにもたくさんの方が来てくださったりするようになって。数字として残るものがAKB48グループは多いんですけど、それが私にとっては頑張る希望になっていました」

矢吹「2年半、HKT48を離れて韓国で活動したことです。そこでたくさんのことを学べたので、これからのHKT48にいい影響を与えられたらな、与えられていたらな、と思います」

-エミリーさんはTⅡの誕生が大きい?

山下「多分そうです」

外薗「変わったよね、でも」

山下「キャプテンになってから変わったって言われるので、それがきっかけかなって思います」

 

-すぐに変わったわけではないと思うけど。

山下「まあそうですね。何年かさまよったけど、今は『笑っている方がいい』っていう声が多いから…『笑っていたらいいんだな』って、今はのんきに過ごしています。『エミリーが笑っていると安心する』っていう声を聞くので」

 

-公演中も楽しそうな笑顔が増えた。

山下「それこそ3期生が相談に乗ってくれたり、私が深いことを言ってもみんなが真剣に聞いてくれたりしたから…。3期に任せたらいいんだって思いながらキャプテンをやっています。3期が味方でいてくれるから、キャプテンも長くやれていると思います」

栗原「4thシングル『控えめI love you!』の選抜に選んでいただきました。研究生だし、入って間もなかったので、選抜のすごさも分からず…。周りもすごい先輩ばかりで、どうしていいかも分からないから、とにかくがむしゃらについて行こうと思っていたら、次のシングルで落ちてしまって。その選抜の期間で学ぶことも大きかったんですけど、私からすると研究生で長い間やっていたときの方が、ゆっくりゆっくり学ぶことが多くて。3期生は本当にアンダーの数もすごく覚えていたし、チームH、KⅣ、『ひまわり組』に限らず全部の公演でいくつもポジションを覚えていたし、それは私たちのちょっと誇れることというか。もちろん大変だったし『明後日までにこれを覚えて』とかも多くて。そこで逆に強くなったと思います」

坂本「鍛えられたよね」

栗原「オーディションに受かった頃は私よりも年上の人がいたのに、いなくなっちゃって。『お姉さん』って言われるけど、まだ16とか17歳だし…。頑張ってつくろうとしてはいたんですけど、そんなときに同期…エミリーから電話がかかってきて、『さえぴょんのままでいいと思うよ』って言ってくれて」

山下「恥ずかしい(笑)」

栗原「私が悩んでいることを、言ってはいなかったけど気づいてくれていたのかなと思うと…。エミリーに限らず、いろんなメンバーが、ふと言ってくれる言葉に私はすごく救われて。変におしとやかに、お上品に、お姉さんっぽくしなくていいんだと思うと、MCとかステージ上でも楽になったし、ファンの方もちょっといじりやすいというか、親しみやすいのかな。そのおかげでファンの方も増えたり、後輩も絡んできてくれたりするから、同期の声はすごく大きいなって思います」

-どうして伝えようと思ったの?

山下「けっこう落ち込むことが多かったよね。頭がパンパンになって落ち込む姿とかを見ていたから、守りたい、みたいになっちゃって」

栗原「それはすごくキャプテンらしさがあって、紗英はエミリーがキャプテンに選ばれたとき『納得!』ってなりました」

山下「なにもしていないのに…」

栗原「でも、そういう小さなことがね」

山下「こういうのがうれしいんですよ。こういうのがあるから、同期っていいなって思います」

外薗「私はそもそも、最初はライバル心とかがなくて。でも公演の初日に出るっていうときにけがをしたんです。けっこう同期の中でも最初の方に出られたはずなのに、最後の方になってしまって。めっちゃ悔しい、って初めて思ったんですよ。めっちゃレッスンしてきて、そのタイミングで初めて『先に出たかった』って思って。今もそうだけど、仲良しでやってきたけど、ちょっと自分は頑張らないとなって思いました」

 

-服装など個性を出し始めたのは。

外薗「割と最近です。最初の握手会で(服を)どうしようって思って。ヒョウ柄みたいなやつを着ていったんですよ。その時点で服が個性的な人っていう印象がついて。そうしたら次もどうしよう、ってなるじゃないですか。そのうち服も尽きちゃって、どうしようってなったとき、3、4年前くらいから『服をつくろう』ってなって。いいじゃん、つくっちゃえと思って、始めたのがきっかけですね」

山内「私は年齢とともに考えが変わっていったというか。20歳を過ぎた当たりから、楽になりました。それまでは、悔しいっていう気持ちだけで終わっていたんです。大人になるにつれて『悔しいから、どうしようかな』っていう考えをするようになったかなと思います。3期生はけっこう、いろんなことをコツコツ言われて。そのときはどうしていいか分からなかったんですけど、年数がたつにつれて、自分らしさを出せるようになったかなって思います」

-今、3期生はHKT48にとってどんな存在だと思う?

田中「チームHから見ていても、すごく後輩を引っ張っていっているなって。先輩方がどんどん卒業されてしまうけど、それでも、先輩方が安心して卒業できるような道を進んでいるんじゃないかなって、個人的には思います」

矢吹「最近はグループの中でも先輩側になってきたのかなって思います。なのでこれから、HKT48をもっと引っ張っていける存在になれたらと思います」

 

-もう10周年が間近に迫っている。

山下「今は10周年、本当に節目で大事だから『もうやっちゃうんだ』って思うと、今でも緊張しているくらい。いつもの周年も緊張するんですけど、それ以上に重みのある緊張です」

 

-次の10年にどう関わっていくか。

矢吹「今回、アルバムのリード曲で単独センターをさせていただいたので、またセンターに立てるように、センターに相応しいと思ってもらえるように努めていきたいです。個人としては、連続ドラマに初めて出演させていただき、演技をしていてすごく楽しいので、もっといろんな役に挑戦していきたいと思っています」

栗原「この前の(3期生の)配信でも思ったんですけど、みんな大人になったなって思う。それぞれしたいこともバラバラだろうし、そういうことをどんどん確立できていることもいいことだなって思う。一人一人やりたいこともやりつつ、全体を見て、陰で支えられるポジションなのかな。でも陰にいるだけじゃなくて一人一人は前に出て行きたいし『3期ってレジェンドな期だね』って言われるようになりたい」

山下「言葉にできないから、行動かダンスとかで見せるしかないって思っちゃう」

山内「後輩の勢いが今すごいから、それにのまれないで、もちろん先輩として尊敬されるようにもなりたいけど、それも含めて後輩たちよりもっと前に立てるようにならなきゃなって思います。(後輩たちは)すごく勢いがあるし、それは良いことでもあるし、でもそれを見て『ああ、終わっちゃった』ってなりたくはないから、自分で考えなきゃなって思います」

坂本「難しい立ち位置だから悩むんですけど、もう8年だし、みんな自分の好きとか嫌いも分かるし、特技とか進みたい道が見えている人もいるかもしれないし。自分の強みをそれぞれ生かしつつ。好きなことを仕事にできるって、そんな幸せなことないと思うんですよ。今の環境に感謝しつつ、自分らしく、悩みながらでも進んでいけば、その姿を見てくれる人は後輩でも先輩でもスタッフさんでも、ファンの方でもいると思うので、ちょっとずつでも、今を楽しむのが一番かなって思います」

 

-3期生を「博多なないろ公演」で見ていると、すごく大事な存在だなと感じる。

山下「安心感があるって、1回さっしーさんに言われたことがあるよね。『3期生がいると安心する』みたいなことを言ってくれた。落ち着いているのかな?」

田中「多分、下積みが長くて、何をやらせても器用にこなせるメンバーばかりなので、それで言うと公演とかで3期がいるだけで安心してくれるとか、さしさんも言ってくれていたので、それは強みなんじゃないかなって思います」

 

-個人としてどうなっていきたい?

田中「私はHKT48を先頭で引っ張って行けるようになりたいと思っているので、今後もその役割を果たしたいと思うし、今はHKT48をもっと外に広められる人になりたい。一つ一つ頑張らなきゃって思います。みんな多分目指しているところは違うので、それぞれが得意な分野や人生を楽しく生きて行けたら最高だなって思います」

坂本「最高かよ(笑)」

 

-ファンの方へメッセージを。

山下「3期生として、今まで通り安心してもらえる存在でありつつ、こういう生き方もあるんだよっていうことを後輩にも見せたいし、そういう姿をファンの方にも見てもらいたいし、HKT48を好きになってくれたらうれしいなって思います」

栗原「8年間で出会ってくれたファンのみなさんに感謝ですし、ここまで続けてこられたのはファンの方の支えがないとやってこられなかったので、ありがとうって気持ちです。コロナ禍でなかなか会えないときにこそ、ファンの方のありがたみをすごく感じる。みなさんのおかげでHKT48が活動できている。私たちが年を取る分、みなさんも年を取るけど…」

山内「ちょと変わってきたな(笑)」

栗原「でも(笑)ずっと好きでいてほしいと思うし、メンバーの卒業も多いですけど、ファンの方人には卒業しないでほしいなって。えへへ。やっぱりずっとそばにいてほしいなって思うし、そばにいてくれる分、私たちもファンの方に満足してもらえるように活動していきたいなって思います」

荒巻「いつも応援してくださってありがとうございます。8年もあったらと人は変わっていくので、髪形とか髪形とか…」

山内「髪しかない(笑)」

荒巻「キャラクターとかいろんな変化があると思うんですけど、それでも変わらず同じような気持ちで応援してくださっている方には感謝ですし、最近好きになってくださった方も、昔から応援してくださっている方も、みなさんがいるから私たちは活動できている。これからも成長を見せつつ、自分がやりたいことをやっていけたらいいなと思っているので、これからも見守ってくださるとうれしいです」

田中「いつも応援ありがとうございます。9年目になって、自分は人生の半分近くをHKT48として活動できているんですけど、それはファンのみなさんが支えてくださるおかげだと思う。HKT48が11周年目になるっていうことも1期生さんに感謝したいし、私がこうやって活動でできているのは3期生がこうやって、たくさん悩みとか聞いてくれて、支え合ってきたからだと思うので、ファンの皆さんやHKT48に、同期にもたくさん恩返しできる年になればいいなと思います。11年目もよろしくお願いします」

坂本「いつも応援してくださっているファンの皆さん、ありがとうございます。悩むこともあったんですけど、皆さんの応援のおかげでいつも頑張ろうって、前向きに進めているので、感謝の気持ちでいっぱいですし、これからも自分の信じた道を歩んでいきたいと思うので、付いてきてくれるとうれしいです。そして同期のみんな、いつもありがとう。これからもよろしくお願いします!」

山内「いつも応援してくださって本当にありがとうございます。これだけたくさんのグループがある中、これだけメンバーがいる中でHKT48を好きになってくれて、私たちのことを推してくださっている皆さんには感謝の気持ちしかありません。HKT48としては11年目、3期生としては9年目に入ります。いいことも苦しいことも、たくさん思い出があるんですけど、3期生はみんな大人になっているので、自分らしく、おのおのやりたいことも含めて前に進んで行けたらいいなって思います」

外薗「私のファンの方は、私が何をやっても『いいじゃん!頑張って』って言ってくれる心の広い熱いファンの方が多いので、それに支えられて8年間、今日までやってこられたと思います。HKT48としては10周年、そして11年目に入るんですけど、私たちも先輩の方になっていると思うので、これから3期生としても一個人としてもHKT48を引っ張って行けるようになりたいと思いますので、まだまだ、応援してくださるとうれしいなと思います。これからもよろしくお願いします」

取材協力:西日本新聞社 クロスメディア報道部 古川泰裕記者

 

 

インタビューの全文は西日本新聞meにて公開!

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